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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

今週はこのタイトルで、「すまい」に関する話を引っ張っています。

昨日の家具の話に続いて、電化製品のお話です。

電化製品は、カタログに 製品寸法や付属物まで含んでの寸法が掲示されているので、とりあえず電気店に寄ったら、カタログだけもらっておけばOKって思われがちなのですが、
出来れば注意点として、他製品と比較することも含め、店員さんに自身で確認しておいた方が良いことがあります。

それは、その商品の必要電気容量や、アースコンセントが必要かどうかの確認です。

設計打合せは、間取りばかりではありません。
家具や電気製品で隠れてしまう所にコンセントがあっても無意味ですし、コンセントが足りなくなって、タコ足にした時など規定電気容量を超えていないかの確認も必要になります。
又、アースが必要なのに、そのコンセントには用意されていなかったとなると、折角配置位置を決めた意味がなくなってしまうことにもなりかねません。

自身が尋ねて確認し、またカタログでも、もう一度検証しておくことも 後々のトラブルを未然に防ぐ為にも有効なことだと私は思います。

爽やかに笑顔で、店員さんに聞いてみるのも、いいもんじゃありませんでしょうか ..
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こんにちは。

昨日の続きからです。

部屋のイメージを創り、雰囲気にあった家具調度品を探しに行くとなった時です。

貴方は、何を持って 電気屋さん・家具屋さんに行きますか?

1)打ち合わせしてきた図面や、自身で計って描いた図面

2)写真を切り抜いてきたイメージボードや色決めをしたプレゼンボード

3)カメラ

3)メジャー(コンベックス)

5)電卓

6)三角スケールやものさし

7)とりあえず手ぶらでもいいから、雰囲気だけでも見てくる。

貴方はどれが答えだと思います?


例えば、こんな大きな家具やさんでは簡単なメジャーはあったりしますが、
DSC04349-1.JPG
やはり、コンベックスは自前を持参したい物ですね。










ちなみに、答えは全てです。

7)も、2回訪れることを考えると、先行して何があるか確認しておくことも大変重要です。



こんにちは。


すまいの「まどり」を決定する上で、どんな生活スタイルにしたいか計画するのも、重要なウエイトを占めるものです。
お手持ちの家具や調度品があれば、イメージもしやすいのですが、こんな方は稀で、大抵の方は、雑誌やカタログでイメージした物をそのまま生活に移行できればと思われている方も少なくありません。
ただ、ここでしっかり生活スタイルのテーマを決めて取り組まないと、出来上がってからちぐはぐな感じになって、「こんなイメージではなかったはずなのに。」ってなことにもなりかねません。

で、打ち合わせさせていただく時に、考えているイメージが伝わりやすいように、自分が気に入っているまどりが載っている雑誌やハウスメーカーのカタログなど、どんどん切り抜いてスクラップされた物を持ってきていただくと、イメージが掴みやすいので大変助かります。
「雑誌なんかを持ってくると、なんか失礼な感じがしますが・・・。」っておっしゃる方もいらっしゃいますが、やはり視野から入る情報が、90%占めるのですから、持ってこないことには、伝えるすべを放棄してしまっている感も否めません。(きびしい言い方ですが。)

出来るだけコミュニケーションのとれるツールは、あった方が、より対効果が上がるんではないでしょうか。
自作品を「はずかしい」とは思わず、自己の情報伝達のひとつだと思って使うことをお勧めいたします。
こんにちは。

昨日とは打って変わって、ものすごく眩しい日差しの月曜日になりました。
昨日まで雨だったことと、前日が休日だったことも相俟って、ホントすがすがしいくらい澄んだ青空が広がっています。



さてさて、昨日の続きを。


この電気・設備の打合せほど、年を増すほど複雑になってきているものは無いのではないでしょうか。

例えば、3年ほど前まででしたら、室内のパソコンの位置を決めてLANの事前配管をする時には、カテゴリ5(CAT5とも書きます。)が最先端でしたけど、現在では「ギガビット」以上の通信に対応できるようなカテゴリ7(CAT7)まで規格が上がってきています。
当然、後何年かすれば、もっと高規格なケーブルも販売されてくるでしょうし、同様に無線LANの規格も上がってくるでしょうしね。。
(参考に、サンワサプライさんのホームページもご確認ください。 ↓ )

http://www.sanwa.co.jp/support/list/html/cable_lan/index.html#QA


で、この時に、事前に「将来の為にLAN配管をする」と決められて、取り込み口・引き出し口に既にLANケーブルを配線しておくのもありなのか、
取り込み・引き出し口には、空パイプだけを配管してもらい、使用時期になったら、改めて 現在の規格のLANケーブルを引きなおすという選択肢もあります。
ただ、後者の場合、必要時期に業者に設置依頼をするのであれば、LANケーブル+工事費の費用が加算されることになりますが。

いずれにしても、建設時には必要な工事となりますから、
事前に打合せをして決めておく作業が必要になります。

こんにちは。

今日は「すまい」のお話からこんなことを。


私の仕事の進め方として、「まどり」が決まった後に、電気・設備の打合せを続けてさせていただいています。
大抵、この打合せに入る前に、
「次回は、コンセントやTV・TELの位置を確認させていただきますので、必要な箇所があったら、事前にご確認くださいね。」と説明してから打合せに入りますので、
 ほんと皆様、初めてのことなのに、結構真剣に考えてきてくださいます。

で、次の打合せ時には、大きく分けてこんな感じではないでしょうか。

1) 大体の必要分と置く物の位置を決めて、概略だけお持ちいただく方。

2) きっちり、家具・家電用品まで決めて 必要数を決めてこられる方。

3) 「ここにもあれば・・・」と、利便性をより追求されてこられる方。

4) 考えてみたけど、とりあえずプロの提案を聞いてから、一緒に考えようと思ってこられる方。

5) 「まかせた!」って私に一任される方。(流石に殆どこちらの方はいらっしゃいません。)


結論から言いますと、私としましては、どのルートでもOKです。そのために打合せをするわけですからね。

ただ、この時に、いくつかの注意点があるので、ここだけは理解していただきながら進めることになりますが・・・。


ということで、その注意点と解説は次回に!

こんにちは。

久しく、「すまい」に関する話をしていなかったものですから、昨日のブログのように1度書き始めると堰を切ったように止め処も無く出てきてしまいますので・・・。

今日はその中でも、こんなお話を。


「すまい」の設計をするということは、生活する人が違うと中身も違うということは、皆様は既にお気づきですよね。
実は、もっと細かいことを言えば、生活する人でも、その生活ぶりを伝える人が、同じ家族でも違えば、また違った建物を設計することにもなります。
当然、伺っている設計者も違えば、違った提案となるのも然りなのですがね。


例えば、休日に、ご家族それぞれの意見をまとめて、じっくりすまいの打合せに臨まれる方と、ご家族それぞれの意見をまとめてはいるのだが、打合せの時間が取れないので、平日時間の空いている奥様に一任して打合せに臨まれる方とでは、伝わる内容が違うということはご存知でしたでしょうか?

また、同一の方でも、説明する人の体調や波長にによっても、微妙に伝わり方は違ってくるものです。

お互いの時間を使ってコミュニケーションを図るわけですから、どんな話をするのか、どんなイメージを伝えるのか、また、より正確に伝える為の資料はあるのかなど、事前に準備するのを怠っては、伝わるものも伝わりずらくなるものです。

一期一会ではないですが、やはりお互いの出会いは大切にしたいものですね。
こんにちは。

新築の間取りを考える上で、家具の配置は重要なウエートを占めるものです。
その家にあわせて、新築時に全て用意されるのであれば、新たにご提案もさせていただきますが、
やはり、何らかの今現在お手持ちの愛着ある家具を、新築の家にもお持ちになりたいものだと思います。
また、たっぷり詰まった「思いで」もおありでしょうし、親御様に頂いた婚礼セットであれば、そう簡単に手放すわけにもいきませんものね。

で、私の場合、初回にプランの打ち合わせをさせていただく時に、寸法を測っていただくようにと「家具リスト」をお渡ししています。
よく、「家に来て計ってくれませんか?」とも言われるのですが、以下の理由からお断りしています。

1) 新築のおうちに入れるか、やめるかの判断をしていただくため。

2) 持ち込む部屋をどこにするか判断をしていただくため。
   又、その部屋の色合いも先に決定しやすい要素となるため。

3) 寸法を測るときに、その家具がどこで分解できるか、どんな搬入方法があるかも確認可能となるため。
   又、分解して家具を個別に部屋に入れるかどうかも検討することができるから。

これ以外にも、細かい理由がいくつもありますが、やはり、ご自身のおうちを他人任せにするのではなく、最初から自身も参加する姿勢を促すための第1歩としても重要な意味もあるんです。

ですので、頂いたら次回の打ち合わせ時までにはちゃんと計って持っていくということも大切ですし、このブログを読まれている方も、計画時には、先に家具寸法を取っておくようにされたら如何でしょうか。
あくまでも、住まいの主人公は「貴方」と「貴方のご家族」なのですから。 
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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