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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

今日の話は、私のブログを時々目を通されている貴方には、スルーしてもらっても良い話かなとも思っていますが、すまいを計画する上で「感じたこと」があります。

まず、私の所に計画案が来る段階で、木造の住宅でも 工法の選択肢に“ツーバイフォー”と呼ばれる、木質枠組み壁工法もひと加算されます。
当然、私も 伺っている話の内容から自己判断して 提案いたしますが、
ここで既に提案された側の周りの方々(外野側の方々)から、「良かれと思って」の名の下、不明確なアドバイスなども発生することも多々でてくる事にもなり兼ねません。
(この中には、建築関係者も含まれ、思惑すら加算されることにもなるので、正直、悪意にも感じることすらあります。)
この時、最終的に判断できるのは、信頼関係にも因りますが、アドバイスされた一言一言が「個別」に分離され、記憶の中に残ります。

そうなってくると、話が進めま進むほど、自己の情報操作すらおぼつかなくなって、迷いが生じてくるのです。
そう、迷宮に入り込むことになるのです。

ここで、「もういいや」となる方もいらっしゃいますし、抜け出せずにぐるぐる回り込む方もいらっしゃいます。

ですから、自身に迷いが生じた場合は、立ち戻るとか、情報を整理していかないと立ち行きません。
又、情報もタダで手に入れようとしたものには、一種の思惑が含まれたものもありますので、益々気をつけなくてはいけません。(とはいっても、2000円以下で買える住宅系の書籍にもあからさまに情報操作されたモノもありますので、眼を肥やさないといけませんが。)

結局は、自身 が学び、選択することですので、他者の情報も必要とはなるでしょうが、学び(基礎)無き上に、すまいは出来上がりません。
正しい勉強をお勧めいたします。

なので、いつも読まれていらっしゃる貴方はスルーしてもよい話だったでしょ、今日は。。

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こんにちは。

貴方は、ネットの「お気に入り」のサイトっって、どんなの登録されていらっしゃいますか?
私の場合多岐多様に渡って登録してある為、時々何処に入れて在るかすら忘れてしまうことがあります。
でも、登録してあるおかげで、新たな情報もはいってくるんですけども・・・・・。

その中で、時間のあるときに目を通すサイトが、日経の「ケンプラッツ」。
建築や土木に関するニュースやコラムが随時記載されており、読み応えもありますし、いい勉強にもなります。

今回のコラムで、「行過ぎた節電・減灯を正す」が載っているのですが、
確かに、明るさに関する考え方は1年前と比べると明らかに違っていますし、皆の意識も同一の方向へと向かっているのも確かだと思います。
しかし、同じ明るさでも 場所や状況、それに時間によっても安心と感じるか不安と感じるかの差はかなり幅があるのではないでしょうか。

例えば、特殊建築物の定期調査を行う時に、非常用照明の明るさを照度計を持って測りまわるのですが、
この場合、最低1lx以上あることが必要とされます。
実際、この最低照度以下になることはまずありませんが、
計っていると 2lx程度でも、意外と明るく感じてしまうものです。
これは、建物の中であると云う事と、最低照度以上あるという意識、それに非常時に遭遇しているわけではない自分でいるからで、今書いた全ての状況の真逆であったら、決して「明るく」感じないのかもしれません。

そう考えると、必要以上の節電・減灯も、状況が変われば不安感ばかりが募る状況を作る出しているワケで、我々も、照明に対する意識をちゃんと考えなくてはいけない地点に立っていることも もっと意識しなくてはいけません。
今週は、昨日ブログを1回書いたきりで もう週末を迎えてしまいました。
時が経つのは早いものです。。

とはいっても、今年に入ってからの週末は 殆どお客様(お施主様だけでは在りません。)との打合せについやしており、ちゃんとした休みが取れていませんので、週末といっても感覚的にはウィークデーとさして変わらないのが現実ですけどね。

で、今日は私の打合せのコマからこんな話題を取り上げてみたいと思います。

多分、このブログを読まれている貴方も、経験した事があるかと思いますが、
設計打合せが進んでくると、照明や電気器具の配置位置の打合せや確認作業も、現在では重要なウェートを占めますので体験されているはず。
中でも、「ネット配線をどうするか。」も、竣工後に「あれれ~」とならないためにも必要な事項です。

まず、「光」か「CATV」あるいは、引かずに「モバイル」か。
大抵、住宅の場合前者2択となりますが、それでも結構悩まれる方も多いです。
なぜなら、山梨では未だ、ひかりTVで地デジ配信されておらず、基本CATVかアンテナとなるため、
ネット選択にもケーブルTVも選択肢として残るからです。

そして選択肢が決定した後、先行LAN配管をしておくか、空管のみの配管とするか、
又は、無線対応とするのかも打合せで確認させていただきます。
また、PLCアダプターを使用し、コンセントから直接ネット配信することも出来るので、
この場合、無線同様「配管なし」にするのかも、事前に検討していただくことになります。。
( PLCって聴きなれない言葉ですが、 → ここ をご確認ください。)

また、ここの所、「HEMS(スマートハウス)にしたい!」とおっしゃるお施主様もいらっしゃいますから、上記の配管とは直接関係は無いとしても、益々私達設計者も、この電気設備系の打合せの比重が大きくなってくると思います。

いずれにしても、私達は助言者ですから、「自分の家はどうしたいか。」は、貴方が考え、決定していただくことになりますので、事前に勉強されておくことに越したことはありません。。
(表題よりつづく)
きっと発売されるのでしょうけど、
家庭用EV充電器用専用ケーブルの商品が発売されるニュースが載っておりました。

パナソニック電工『住宅向けEV・PHEV充電用充電器「ELSEEV hekia(ヘキア)」』1月より発売開始
(SUUMOニュース12/9より抜粋)

パナソニック電工株式会社は、EV・PHEV充電用充電設備「ELSEEV(エルシーヴ)」シリーズとして、充電ケーブルを搭載し、車載ケーブルの取り出しが不要で充電の利便性に優れたMode3(※1)対応の住宅向け充電器「ELSEEV hekia(エルシーヴ ヘキア)」を2012年1月より販売する。
※1 Modeとは、国際規格(IEC)で定められた充電方式。Mode3とは、普通充電において充電器側に制御回路を内蔵したものを指す。

今後、EV・PHEVの普及により、自宅での毎日の充電が想定される。本製品は、充電ケーブルを搭載しているため、車載の充電ケーブルを取り出す手間が省け、充電作業時の利便性に優れている。また、自動車との接続確認機能(CPLT機能(※2))を搭載し、より安全でより確実な充電を実現する。
※2 CPLT(コントロールパイロット)機能:普通充電器と電気自動車とが確実に接続されたことを確認し、充電を開始する機能。

充電コントロール機能付は、専用のピークコントロールボックス(別売)と連携することで、家庭全体の電気使用量に応じて、自動で充電電流値をコントロールする。さらに、専用のおしらせユニット(別売)と接続すると、電気の使いすぎや充電状態の変化を音声とブザーでお知らせする。

●製品名:EV・PHEV充電用 充電器「ELSEEV hekia」(Mode3)
●種類:標準型(AC200V 充電ケーブル×1)
   充電コントロール機能付(AC200V 充電ケーブル×1/充電コントロール機能)
●希望小売価格(税込):標準型(157.500円)
           充電コントロール機能付(168.000円)
●発売時期:2012年1月1日

■主な特長
(1)充電ケーブルを搭載し、充電時の利便性が向上
車載ケーブルを取り出さなくても充電ができるように、充電器側に充電ケーブルを搭載。充電時の利便性に優れている。
また、充電用コネクタと自動車の接続確認などを行った後、充電を開始するCPLT機能を搭載。これにより、より確実でより安心して充電作業が行える。
なお、本充電方式は、国際規格(IEC)で規定されるMode3(CaseC)に準拠している。

(2)住まいの外観に調和するシンプルなデザイン・安心機能
住まいの外観に調和するシンプルなデザインを採用。住宅など建物の屋側への設置におすすめの壁面取付タイプ。
・簡易鍵付
コネクタホルダは簡易鍵付。充電時以外の誤操作やいたずらなどによるトラブルを防止する。
・電源スイッチ付
長期間使用しない時など、電源をOFFにすることができる。

(3)専用ピークコントロールボックスと連携し、電気の使いすぎを自動制御(充電コントロール機能付)
充電コントロール機能付は、専用のピークコントロールボックス(別売)と連携することで、家庭全体の電気使用量にあわせ、EV・PHEVを充電するための電流値を自動制御する。EV・PHEVの充電時に、ブレーカ遮断による全停電を未然に防ぐ。
さらに、専用のおしらせユニット(別売)を接続すれば、ピークアラームや充電電流値の変化をブザーと音声でお知らせする。



だそうです。

詳細は、パナソニック電工のホームページよりご覧いただくとして、
着々と次世代に向け、住宅への動きも進んでいるわけです。
ここの所、「住宅」を計画する上で、すこーし先もっちょっと先のことを考え、自宅でのエネルギーのあり方もどんな視点に置くか、お施主様と話す機会が増えてきました。

私にはつい昨日のように感じる1例ですが、
去年、虎ノ門で講習会を受けた帰り道に、おのぼりさんの私に衝撃を与えたのが この写真。
eco-2.jpg
先日この前を通った時には、既にコインパーキングに変わっていましたが、すこし先の時代を考えると この方向へのスライドは止められないと私は思うのですけどね。
eco-1.jpg
ちょうど1年くらい前にもブログにきさいしましたが、
覚えていらっしゃいますか?
バッテリーを丸ごと交換するEVタクシーのことを。
ここがそのステーションだったんですよね。

考えなくてはならない電気のことですけど、EV自動車への動きは時代の流れから言ってもそう遠い話ではないと思ってます。

それと、日経新聞でもとんと観なくなった言葉に、「ちゃでも」(CHAdeMO)という言葉があります。
一地方のちっちゃい設計事務所の私でも知っている言葉ですから、ちょっと興味を持って調べてみていただきたいです。
特に、私のブログを読まれている建築関係者の貴方。
住宅と車、そして何処にこの「ちゃでも」があるといいと思いますか?
ちなみに山梨では、私の住む甲府では、三菱と日産の自動車屋さんに、あと、公共的な所ですと、富士河口湖町と道の駅どうしに地図を見るとありますね。



それと、話は変わりますが、建築基準法の改正点に「水素スタンド」って言葉があったの覚えてらっしゃいますか?これもキーワードですよね。
 
こんにちは。

毎日、気分は「夜景モード」になってブログばかり書いていると、本筋のことを忘れてしまいがちなので、今日は久しぶりに「すまい」に関するお話を。

先日もブログに書きましたが、今後、新築住宅の方向は、履歴つき付加価値住宅(将来に向けての中古価値の上がる住まい)が主流になるだろうと考えられます。
ただ、これは行政側の主導というか先導にのっている業者は一握りで、本当に浸透しているかというと、正直「?」が付きます。
例えば、国土交通省のホームページで、平成22年度の建築着工棟数を見てみると、 
         ↓

http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000205.html

で、その中の山梨県分を抜き出してみると
22年度は4681戸の住宅棟数がありましたが、

例えば、より付加価値住宅として検討しやすい「住宅性能評価」を一例として考えてみると
住宅性能評価協会のホームぺージから比較してみると
        ↓
http://www.hyoukakyoukai.or.jp/download/jisseki_jutaku.html

の中から 都道府県別の実績調査を見比べていただければ解るかと思います。
(但し、年度ではなく、過去実績になるので、国交省の数値を年分加算して検討しなくてはなりません。)

で、この値から、付加価値をどう捉えるかも検討していかなくてはならないとも思うわけです。


ちなみに、私が思う履歴がちゃんと残り、価値が将来まで残る「すまい」とは、

・ 建築の知識を持ちえた人が手を加えることが可能な(オープンな工法)で、

・ 一定周期ごと(人間ドックのように)検査を行なえる住まい手である


のでないと、未来にまで確実にストックされていかないのかな~と思います。

これは、建築側だけでなく、住まい手側にも「住環境」の勉強を、幼少期から行って頂かないかぎり伸びはないかもしれません。

貴方はどう思われますか?
こんにちは。

昨日の講習会は、枠組壁工法(ツーバイフォー)の建物を設計・管理する上で、自身を鑑みたり、第三者的立場からチェックする為の認定講座を受講してきたのですが、
実際の所、以前に比べて山梨では、この「枠組み壁工法」の有利性を認識する建築側の人が減っているように感じます。
これは、枠組み壁工法の建物もパネル化されて現場搬入される機会が増え、設計者自身が構造を理解していない人間が増えたこと等、本来私には想像もつかない流れがあることも起因している可能性もあることも講習でしりました。

実は、枠組み壁工法は、世界レベルでは「構造的にも単純で、かつ面で剛性を採るため「強く」、又 材料規格も一定であるが故、コストも低く済む」という優位性が高いので、日本の在来工法である、ポストアンドビームに比べ、スタンダードなのです。
ただ、身近にその情報を流す建築側が少ないが為、一般の方々は、「在来工法」を優位に感じ選ばれているのだと私は思っています。

とある住宅供給側の業界新聞 ↓ を今回添付してみますが、

http://www.shukan-jutaku.com/np/20111017_2X4.pdf

やはり、情報の供給が少ないと、こんな話すら知らずに、自らの選択肢を狭めているのはもったいないことだと私は思ってしまいます。。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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