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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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今日は、照明計画についてです。

最近はお施主様との打ち合わせでも、大分照明に感心を持たれていらっしゃる方が増えました。
というか、「1室1灯」が、自身の生活に本当に適しているのかどうか、認識されているから出てくる話であるとも思いますが・・・・・。


さて、問題定義はここまでにして、(ということは ↑ は自身で調べてください。ということです。)

先月、ビッグサイトで見てきた展示会でも、LED照明の発展性には眼を見張るものがあり、私も大変勉強になりました。
中でも、DAIKO(ダイコー)の展示は、何処にどのように照明があると映えるのかが解る、その手作り感がものすごく勉強になりました。
どんなかというと、 ↓  (許可をもらい、撮らせてもらった写真です。)

led4.jpg





















コーブ照明やダウン配置などの説明が壁びっしりなので、体験しながら納得できる、粋なてんじであったからかもしれません。

こちらの写真をご覧いただければ、「照明計画」の重要性が少しでも理解いただけるかと思います。
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こんにちは。

前回のブログからの続きです。

今回も「建てる側」からの内容になります。


これだけネットが普及し、住宅公園のモデルハウスが充実し、週末になれば「完成見学会」のチラシが毎度配られている中で、「すまい」を新たに計画するのであれば、あまりに情報が溢れすぎていて何から選択してよいかがわからないというのが・・・・・正常な普通の考え方だと思います。

まして、自身で「わからない」ワケですから、何を聴いていいか、何処に相談してよいかもわからないですし、
ヘタに見ず知らずの方に話などできませんよね。(ホントはね。)
ところが、住宅公園等に出かけ、営業職の方と何人か話をしているうちに、なんとなーく、自分の話を理解してもらっているような不思議な感覚に陥ります。
(意外と ↑ ここ重要。)

それは、ロープレ(ロールプレーイング)慣れした人との会話ですし、既に、何気なく会話の中で、自社商品を刷り込まれている場合もあります。
(無資格の建築士である「〇〇アドバイザー」というような職業の方などですよね。)

やはり、ある程度、話を聞いて感じるものがあったら、その先は有資格者の技術系の方(設計や工務側)との話をさせてもらい、何を感じているかを具象的に示していかないと、「みえるかたち」には近づいていかないと思われます。



ということで、まだまだ順を追った話は続きます。。

さて、今日からは、建てる側に立った話です。

まず、先日もお話したように、建築する立場になったら、選択肢に中に「長期優良住宅」が選ぶコトが可能であれば、やはり自宅もこれに乗せて貰いたいと思うのは自然の流れだと私も思います。
ただし、私の知る限り、ハウスメーカーでなく一般の工務店であれば、やはり現状以上に負担のかかる「長期優良住宅」に関しては二の足を踏んでいるのも確かですよね。

まず、申請にかかわる諸手続きや維持管理に関する長年にわたる制約、それにその手続きや工事業務にかかわる工事関係業者への徹底。これらは今まで行っていないのであれば、新たに煩雑な業務に携わる苦労をあえて買って出ようとするのは・・・、はたしてどうなんでしょうか?(決してこう思う工務店ばかりでないというのも頭に入れておいて下さい。)

やはり、ハウスメーカーの様に、請け負う業者に「これができなければ、協力いただかなくて結構です。」というシビアな縛りがあったほうが安定度は高いのかもしれません。
しかし、そこには協力業者という名の下に、アットホームな環境があるかという疑問も生まれますし、掛けた費用の対比がどこにに行っているかを考えるとこの選択肢が正しいかの疑問も生じます。

まあ、この話はあえて必要以上に書くコトもなく、自身の判断で選んでいただければいいことですので、ココまでの記載と致しますが、選択される側である貴方がじっくり考えて答えを出すすべき課題だと私は思います。
 

昨日のブログにも書きましたが、今後の工務店の方向は、「地域ブランドの確立」が主要課題ですので、やはり精進している工務店なのか、まだ足踏みしている工務店なのか、このひとつの課題だけでも見極めるコトが可能であると、第三者的立場から見れば思いますよね。

 

では、その内容とは? ・・・また明日に続きます。

こんにちは。

今日の話も、どちらかというと玄人向けになりますが、気にかけて読み続けていただけるお施主様や、これからの計画の方、それにIC(インテリアコーディネーター)の方も、半年先には、身近に感じる話題にもなるかと思いますので、興味をもってお読みいただければと思います。

さて、連続して記載している「長期優良住宅」の話ですが、
毎日私が書いている理由というと・・・。

「書く記事がないから。」 ← 痛いトコ突かれてますが、違います。

根本となるのは、「木の家整備促進事業」が今年度で終わり、もうあと1ヵ月後には、「地域型住宅ブランド化事業」と名を変え、まったく新しい制度でスタートするからです。
既に、末端の設計事務所である私も知っているくらいですから、読まれていらっしゃる工務店の方は「知ってるよ。」という方のほうが多いのかもしれませんが、
             どんな事業かとかいつまんで記すと、
                      ↓

木材の供給者、製材屋さんや建材屋さん、それに工務店や設計事務所の私達がともに連携(輪になって)しあって、「その地域に馴染む」(気候風土や景観も含めて)住宅を造り、長期間に渡り維持管理・後世まで普及させていこうという取り組みを創って行ってくださいね。・・・・というモノに変わりました。

なので、ここ2回のブログは啓蒙活動に近いものだと思ってもらった方が解りやすい。
そう、私だけ頑張ってても、「地域ブランド」にはなっていかないということです。

その選択は玄人の方に委ねられますので、この先は触れませんが、是非、国土交通省のホームページからご一読だけ下さい。


それと、もひとつ、新しく始まる事業が、「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」というモノもあります。
読んでイメージされるのが、某ハウスメーカーでやっていたCMの「ゼロになりなされ~」のまんま地で行くような事業だと思っていただくと解りやすいですかね。

日経新聞を開くと、毎日のように、HEMS(ヘムス)やBEMS(ベムス:ビル・エネルギー・マネジメント・システム)の記事が載ってますし、ちょっと煽り気味のような気もしますが、既に私達の頭にも「LED電球」や「EV自動車・PHV自動車」に関する話題は当たり前に記録・記憶されてきていますから、このまんまスタートを切っても、すぐに受け入れられそうなところまで来ているのではないでしょうか。。

スタートを切ると、私達設計屋も無知ではいられなくなりますし、照明計画をされるIC(インテリア・コーディネーター)も、省エネ計算も出来なくっちゃ済まされなくなります。
(先ずは、手っ取り早くCASBEE戸建てから勉強していくのが良いかと。)


既に、住宅を取り巻く環境はものすごい早いスピードで流れているのです。

ということで、明日からは建てる側の立場になった話をしていこうと思います。

昨日からの引き続きの話です。

まず、お施主様とも打ち合わせをしている上で話題にも上る「長期優良住宅」ですが、
これは取得したほうが良いのか?必要ないのか?
果たしてどうなんでしょうか。

これは、設計事務所の立場として述べることですが、
取れる仕様を持った建物ならば、断然取得したほうが良いと思います。
もっと言うならば、長期の仕様ならば、性能評価をかけることも可能なわけですから、「自分の家はどんなレベルなのか?」も同時に確認されても良いのではないかと私は思います。

実際、ほとんどのハウスメーカーでは確立した自社の仕様やその為の開発商品(型式認定ですね。)を持っているわけですから、やはり、同様のレベルであると公言するためにも建物の性能表示をかける事はあってもいいはずです。

ただし、一般の工務店は、自社開発商品を持っていないので、スキルをもつ設計事務所に依頼するか、自社の設計部隊や工事部隊が奮闘するか、はたまた、フランチャイズ商品を購入するかなどの選択を取る事になろうかと思います。
ということは、実質的にはお施主様の建てるお宅に費用に加算されることになる訳です。
(といっても、広告費や開発費をかけているわけではないので、本質的には、ハウスメーカーより安上がりのはずでしょうけど。)

私のブログは、結構 工務店の方にも読んで頂いてますが、
是非、この機会に、お施主様にも「長期優良」を計画いただけるように方向性を傾けられていっては如何でしょうか。

自社への研鑽になるはずですので。。


ということで、明日もこの続きで延々進めて行こうとと思います。
最近、建築に関する話題からトンと遠ざかっていたようですので、
私が携わってきたことや考えていること、思うこと含めてしばらく書いて行こうと思います。


先日、私の事務所でも長期優良住宅を取られたお施主様が、今年度で最後となる「木の家整備促進事業」の地域資源活用型住宅の補助金申請の受付が済んだとの連絡を頂きました。

こちらの長期優良住宅 は、枠組み壁工法(ツーバイフォー)で取得したものですが、
ここで、建築を生業にされている方、(特に工務店の方)には、「何故、地域資源型がツーバイで?」と疑問を持たれた方もいらっしゃるはずです。

ここで、整理いたしますが、
地域資源活用とは、持続可能な森林資源から産出されている木材のことになりますから、
北米材のSFIやCSA、FSCは、優位に立つ持続可能な森林資源ですので、産地証明が取れれば、この地域資源型に当てはまります。

以前にもブログにも書いたことでもありますが、現在のところ、やはり、北欧や北米の方が、持続可能な森林資源の活用にはずっと先に進んでいます。
しかし、このままずっと輸入材に頼るのを決して私も由と思っているわけでもありません。

昨年度には、北海道産材のカラマツで生産されたツーバイフォー材や長野県産材のスギやカラマツのツーバイフォー材、そして山梨県産材でも三菱地所ではFSC認証成材を製作している等のニュースも発表されていますので、本来の地域産出の木材でも枠組み壁工法の住宅建築が可能な時期がくるのかも知れません。

ただし、私は工務店ではなく設計事務所ですので、「木の家促進・・」云々は、直接お施主様から施工を承る方(工務店)もしっかり勉強していただかないといけません。


というこで、本日は、序のホントの入り口部分での話でした。
続きはまた明日。。

こんにちは。

今週は雨の1日からのスタートです。

この時期、新年度からの建築商品の展示会や講習会が目白押しで、どれに出席しようか迷ってしまうのですが、
やはりメインは明日からビックサイトで開催される日経新聞主催の建築建材展、これは欠かせません。
(とは言いつつ、どうも時間的余裕が見つけられずにどうやりくりするか思案中。)

この展覧会の正式名称は 街づくり・流通ルネッサンス 

毎年出かけた折に、ブログでも気になったモノもアップしておりますが、とにかくあまりに多すぎて1日では見切れないほどで、知り合いの建築屋さんは連泊で見てくるくらいの気合の入れ様ですから。

私も今回の中心テーマは、やはりHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)です。
しっかり勉強も兼ねて出かけてきたいんですけどね。。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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