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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

今日はこんなお話を。

私もよくお施主様に プランニングする段階で、『「家相」や「風水」も一緒に計画に織り込んでくださいね。』と言われることが多々あります。
当然、一般的に言われる家相は盛り込みながら計画するようにはしていますが、土地の有効的な活用を考えたプランになる場合は、アレンジしたプランにもなる場合もあります。

で、ここで私の解釈ですが、
住宅の間取りを考える場合、本来気にすべきは『家相』であり、
『風水』は、土地を選ぶ場合に考えるものだと思っております。

私の住む甲府も、この風水を計画に取り入れた有名な武将の街であり、現在もそのお家城跡は
著名な神社として観光客の方が大勢おとづれていらっしゃいます。
(この神社の立地の話をしますと、「風水」の捉え方も地元の方なら大抵ご理解いただけます。)

大枠としての私の考え方ですので、全てこの通りだとも思っておりませんが、
簡単に棲み分けすると「まどり」の捉え方もわかっていただけるんじゃないでしょうかね。。
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さて、今週続けてきている話から。

実は、私は大学時代「木造」の勉強は何一つしていません。
同級生も同じです。
唯一木造に関する勉強というか図面を書いたのは、教授が何処からか入手してきた青焼きの図面を製図課題でトレースしたことくらいだったと思います。
また、私と違う大学に通って建築を学んだ友人も、皆同様です。
後にこの話をした時に、私と同じだったことを知りました。

工業系の高校を出てきた学生以外ほとんどが、「木造」を勉強したのは、社会にでてからだったのです。

それに、大学を卒業し、1級建築士の試験を受けた時も、木造に関する内容は試験項目には皆無でした。

そう、私達が学生だった頃も含め、戦後以降何十年というか、つい最近まで、「木造」を、実は日本の建築の世界は、悪い言い方をするなら、「なめていた」んだと云う事です。

社会にでて、「木造」を学び、初めてその奥深さ、文化を知るというのは滑稽じゃ無いでしょうかね。。

だからこそ、知っていただきたいのは、「日本は本当に木を「木造」を深く考えているいるのか」という疑問符を持ちながら、日本の政策や本質も見てもらいたいということです。
自分に国が一番という「上から目線」ではなく、この体質が建築界につい最近まであったことを頭において、木のことを自ら学んでいただきたいと私は思います。
決して、私の言っている事も正しいわけではありませんから。。。

こんにちは。

山梨でも標高の高い山々から紅葉が始まり、大分下界まで降りてきました。
先日も小淵沢でのウォーキング大会へ行ってきましたが、未舗装道路は金色の髪の毛のような落ち葉のなかを歩いているのはこの時期ならではの幻想的な感じでした。

ところで、この金色の髪の毛のような落ち葉って、何の木の葉っぱだか解りますか?

山梨と長野の山々は、結構この木が植林されているので、山が紅葉し、そして春先に若葉が芽生える頃には、若緑へと移り変わって季節を盆地にいて感じることが出来るわけです。

ちなみに、この木、針葉樹なんですが、ヤニが出るため建築資材としては使いずらい。
なので、手付かずで残っている山が多くあります。人工林なのにね。


さて、この木の名前は最後までとっておくとして、
本日は水道橋の住宅金融支援機構のすまいるホールにて開催された、農林水産省林野庁主催の木質都市への挑戦というシンポジウムを聴講に行ってまいりました。

簡単に説明すると、日本の山は人工的に植林された針葉樹が、まったなしに切り倒せる時期が来ているんですが、諸問題で手付かずで切り倒せず残っているわけです。
これを加工して公的な建築物と使えるようにしようじゃないか。として事例を含めながら可能性を模索していくという、一般の方向けに開催されたものです。
なので、専門用語のオンパレードではなく、大変わかりやすい。

ただし、よーく考えていただきたいのは、春先になると何故、都心部の方でも花粉症アレルギーを起す方が多いんでしょうかね。
適材適所の量の植林だったら問題が無いわけで、次世代にこのまま我々が先送りできる問題でないことがこの一般向けにシンポジウムが開催されたことからもお察しいただけるかとも思います。

私なりに噛み砕いて、この話題を今週は続けていこうかなと思っていますので、期待せずにお待ちください。



そうそう、冒頭の話ですが、
針葉樹でも落葉する木もあるんです。
名前を、「カラマツ」、唐松または落葉松とも書きます。
詳細は、自身で検索してご確認ください。(それも勉強の一環になりますからね。)

今日、こんなニュースを見つけたので
私なりに思ったことも含めてご覧ください。

4割超が光熱費節約へ住宅リフォーム検討

4割超が光熱費節約のため住宅リフォームを検討-。光熱費を節約するため政府の住宅エコポイントが今年の冬に復活するのを前に、住宅設備機器・建材の総合メーカー、LIXIL(東京都千代田区)が行った住宅リフォームの調査で、このような傾向がみられた。節約意識の高さがうかがえる。

 調査は10月13~17日、インターネットで行い、1年以内に自宅のリフォームを検討している517人が回答した。

 それによると、「光熱費を節約するため」にリフォームを検討している人は45・3%、「住まいの快適性を高めるため」が37・3%。「東日本大震災を機に」は9・1%にとどまった。

 検討しているリフォームの内容は、「窓の断熱改修」が48・9%、「外壁・屋根・天井または床の断熱改修」が48・0%、「節水トイレの設置」が46・8%だった。

 リフォームの予算では「100万~200万円未満」が24・4%で最も多く、「200万~300万円未満」が14・8%で続いた。一方で、「25万円未満」と低予算のリフォームを予定している人も12・3%いた。
(msn産経ニュース11月10日より抜粋)


この夏と同様、冬も電力不足が予想されるので、すまいの高断熱化は必修項目で、見方によれば「快適性を高める」も、この分野に含まれる可能性ありなので、合わせてリフォーム検討されている方の80%以上がここに目が向いているわけですよね。
ただ、以前まで多くを占めていた「耐震化」の傾向は、極端なくらいまで減っているということは、
地震に対する不安要素は減ってきたのか、耐震基準を満たす「すまい」がリフォームを検討されているお宅にはほぼ整っていると考えた方が良いのかもしれませんね。

やはり、時代は住宅も「エネルギー」に目が向いているのが顕著にわかりますね。

 

こんにちは。

今日はこんなお話を。


私達が見慣れているコンビニエンスストアの看板といえば、
それぞれのカラーが入った色で、そのお店を認識するわけですよね。

ところが、伊豆の下田に行った時のことですが、その認識とまったく違うカラーがあることを知りました、

場所は、国道135号線の白浜海岸前、ホテル伊豆急の下のセブンイレブンとその直ぐ隣のファミリーマート。


車で通り過ぎてしまった為、写真に収める事が出来なかったので文章だけの表現になりますが、

どんな色合いの看板になっていると思います?



ちょっと考えてみてください。





で、考えた方への正解は、
グーグルで「下田 コンビニ 看板」で検索してみてください。
答えの写真が出てきますから。

こんにちは。

前回、ブログにオール電化住宅が後退したって言う話題 →http://osumai.blog.shinobi.jp/Entry/1435/ を掲載したばかりなのに、もうこんな記事が載っていて・・・・・。

とはいっても、ちゃんと知っておくことも重要なことなので、貼り付けさせていただきます。

オール電化住宅普及率、20年度に2倍の19%に 

民間予測オール電化住宅の普及率が2020年度には19.6%と11年度見込みの2倍に達する見込みだ。民間調査会社の富士経済(東京・中央)がこのほどまとめた調査結果で明らかにした。東日本大震災の影響でオール電化の関連機器が一時、供給不足に陥ったが、12年度には震災以前の水準に戻ると予想。ランニングコストが優れている点などが評価され普及が進むうえ、住宅用蓄電池市場も伸びるとみている。

 11年度にオール電化を導入する住宅は新築、中古を合わせて年間50.1万戸で、前年度より5万戸減少する見通し。これにより累計は485.5万戸、普及率は9.7%となる。オール電化機器が安定調達できるようになったことで普及はさらに進むとみており、20年度には年間61.8万戸と予測。累計は981.5万戸、普及率は19.6%に達するとみている。

(10月27日付日経産業新聞記事より抜粋)






ね。家庭用蓄電池も日経新聞にはトップ記事で掲載されているコトも多いですし。


そうそう、今日にはこちらの記事もありました。

オール電化住宅、50万戸超す
 
中国地方中国電力は27日、給湯や厨房を電化したオール電化の中国地方の住宅が9月末に累計50万戸を超え、50万2000戸になったと発表した。世帯普及率は15.8%。今年4~9月の半年間で2万2000戸増加した。東日本大震災後、中国電はオール電化のPR活動を自粛しているが、今のところ伸び率に顕著な変化は出ていないようだ。

 40万戸から10万戸増加するのに要した期間は1年11カ月で、30万戸から10万戸増加するのに要した期間(1年10カ月)とほぼ同じペースを維持している。同社では「省エネ性や安全性、経済性などが評価されている」と分析している。
(10月28日付日経新聞記事より抜粋)




いずれも充分検討の程を。
こんにちは。

年度が終わってからの発表になるかと思っていましたが、「気になるこの話題」が発表されていましたので、今日はこのニュースから抜粋で。。

震災後のオール電化住宅は5万戸減少で大きく後退、富士経済調べ


富士経済は、東日本大震災後のオール電化住宅と、創エネ・蓄エネ機器の市場動向を調査した。調査によると、オール電化住宅市場は2011年度58.4万戸を見込んでいたが、実際には50.1万戸まで落ち込む見通しで、2010年に比べると5万戸以上の減少が見込まれるという。

 一方、太陽光発電や家庭用燃料電池、蓄電池などの創エネ・蓄エネ機器はのきなみ急増傾向にあり、震災後の電力不足の影響が如実に表れる結果となった。

■ オール電化、関東エリアでの減少が顕著

 富士経済では、東日本大震災による、オール電化住宅を取り囲む環境の変化を指摘。震災前に電力会社が行なっていたオール電化住宅の大々的な広告宣伝活動が、震災後には全面的に自粛、節電協力の呼びかけに切り替わっているとしている。

 富士経済では、また、2011年度のオール電化住宅市場は、約5万個の減少が見込まれ、2006年度の水準まで後退するとみている。さらに、震災前は2020年度の市場予測を1049.5万戸としていたが、震災後は981.5万戸に変更している。

 理由としては震災直後からのオール電化機器の調達不足、原発事故・節電意識の高まりなどを背景としたオール電化住宅への心象悪化などを挙げる。特に、関東エリアでは件数減少が顕著であることから、2012年度以降も影響は残ると予想している。

 一方、東日本大震災により住宅の累計数が411万戸から388万戸に減少した東北エリアでは、2011年度は新築着工数よりも、仮設住宅の設置や修繕・リフォームが中心となっているが、2012年度以降は復興需要により、毎年5~6万戸の新規着工住宅数が見込まれている。新規着工時のオール電化採用率は45%程度を予想しており、震災前よりも減少するものの、戸数ベースでは2.5~3万戸と、震災前以上の規模で推移すると予想している。背景としては、災後の電気の復旧の早さが評価され、電力供給不安がオール電化住宅の評価を下げる結果に直結しなかったことを挙げている。

■ 太陽光発電や家庭用燃料電池はいずれも急増

 太陽光発電の普及動向については、2009年の余剰電力買い取り制度の開始から、2010年度は前年比52.4%増の21.8万件と大きく拡大。震災以降も、自立運転が可能な創エネルギー機器として需要が増加しており、2011年度も拡大を見込んでいる。

 エリア別では、住宅数が多い関東・中部・関西や日射量が多い中国・九州で導入が進んでおり、全体の70%が既築住宅への導入となっている。

 太陽光発電とオール電化を組み合わせた住宅の動向は、2010年度時点で55.8万戸で、太陽光発電を設置している住宅のうち、61.5%がオール電化を採用している。しかし、余剰電力買取制度開始後は、太陽光発電を単体設置する事例が増加しており、震災後以降は一層その傾向が強まっているという。

 ガス事業者が推進しているエネファーム(家庭用燃料電池)については、震災後に受注が急増。2011年度の設置台数は前年度比でほぼ倍になる見込みだという。従来は新築戸建て住宅にほぼ限定されていたエネファームの導入が、既築住宅分野にも広がりつつあり、今後量産化や新機種投入によりコストダウンが進むことで、さらなる市場拡大が見込めるとしている。

 また、エネファームやエコウィル(家庭用ガスコジェネ)に加えて、太陽光発電を設置したW発電住宅の分野は、2015年度の累計が10,450戸となった。

 住宅用の蓄電池も震災後に需要が急増、今後さらなる市場の成長を見込んでいる。蓄電池は停電時も電気が使用できる機器として注目を集め、これを受けてハウスメーカーと蓄電池メーカーが連携し、住宅向け商品として蓄電池を展開し始めた。

 蓄電池の種類では、震災前は停電対策用に安価な鉛蓄電池を導入していたが、今後はリチウムイオン電池が住宅用蓄電池市場をけん引すると予測している。
(Impress Watch 10/26分記事より抜粋)



確かに、震災後はお施主様から必ずといっていいほど「ソーラー発電」の話は出ますし、熱源も何にするかは大変興味を示されていらっしゃいます。
「選択するのは自身」ではありますが、選択できる情報がすべて信頼できる情報はありませんので、先ずは自分に合った情報を取り込むことを最優先に考え、自ら勉強されることをお奨めします。
 
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職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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