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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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知らず知らずのうち、今週は照明話がメインとなってしまいましたが、
私が「あかり」に関心を持った時の話をしたいと思います。

大学生になって親元を離れ、一人暮らしになって初めて「自分の個性」を感じるままに表現するようになりました。
多分、諸外国の方や、現在のティーンの方から考えると大分遅かったのかもしれませんが、多分私たちの頃は個性を出すということを表立って表現できるようになったのはこの頃だったんでしょうね。

が、私の場合、所属したクラブと先輩が、良い意味でも悪い意味でも「あかり」に対する考え方に影響を与えてくれました。

ブログを書き始めた初期の頃にも何度か書いたことがありますが、
所属したクラブは、下級生は週末になると「研修」と題してアルバイトに派遣されます。
それも、「あかり」であったり、「音響」であったり、「舞台製作」だったりです。
そして指示を出すのは、クラブの先輩、それも殆ど半本業(セミプロ)にもなった方々やプロの方々。

おかげで、人の感情操作を表現する「あかり」は、上からや前から、下からそれに横からではどう見えるのかが実体験で感じることが出来るようになりました。(ただ、それを日常で使うことは殆どありませんけどね。)

たとえば、「字灯り」として使う上からの照明(←住宅ではダウンライト1灯とおなじ)だけだと、使っている本人は「あかるさ」としては満足できるかも知れませんが、そこにいる姿を違う位置から第三者が見たときにどんな風に見えるかご存知ですか?
プラス壁付け灯があるとどう見えるのでしょうか?

多分「あかり」は奥深いものだと実感されると思います。。

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ここ続けて「照明」の話を書いてます。

すまいにとって「照明」とは?

私が感じるのは、「住まい手の生活を表す鏡」のような存在でしょうか。

多分私が言わんとすることはなんとなく感じ取っていただけていると思いますが、
普段通りなれた住宅街を、夜通る時、なんとなく気になっているお宅の照明って、やはり何処となく気になるというか、そこはかとなく印象に残るような灯りを醸し出していませんか?


だから、「気になっている」んだと思うんです。



感覚も重要ですよ。こと「すまい」に関しては。。

2年ほど前から、「省エネ法」が改正になり、
300㎡以上の建物を新築する場合、省エネに対する届け出が必要になりました。

この「省エネ法」は、断熱材だけ計画して届ければいいと思われがちですが、
おっとどっこい、設備機器や照明もしっかり対象になっています。

うちの事務所の場合、照明計画はインテリアコーディネーターさんにご協力頂き、提案頂いていますが、
「省エネ法」に関しての勉強会をしなきゃいけないかな~と思っていた矢先、こんなニュースが飛び込んできました。

新築住宅・建築物の省エネ義務化、規模別に2016年頃から3段階で 国交省など工程表案

国土交通省と経済産業省、環境省は4月4日、「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」を開き、2020年までに全ての新築住宅、建築物の省エネ義務化に向けた工程表・案を示した。案によると、省エネ義務化は大規模(2000平方メートル以上)から、中規模(300~2000平方メートル)、小規模(300平方メートル未満)と3段階で実施。大規模は2016年頃、中規模は2018年頃、小規模は2020年頃をメドに義務化する。また、義務化する水準については、義務化導入時点での省エネ基準達成率などを勘案して設定するとした。なお、現行の省エネ基準の適合率は、建築物で7~8割程度、住宅で5~6割程度となっている。

 そのほか、義務化の実現に向けた課題として、中小工務店や大工への十分な配慮などを挙げた。

 工程表は今後、一般からの意見募集などを行ったうえで取りまとめ、公表する。
(住宅新報4月4日記事より抜粋)

「たかが住宅で・・・・・。」って思っている工務店の貴方。
この流れ、止まりませんよ、間違いなく。。

月末、年度末で 忙しさに感けて2日ブログを飛ばしてしまいました。
まだしばらく、こんな状態が続くやとも知れませんが、長い眼で見てやっていただければと思います。。

ということで、今日はニュース記事から。


2×4工法の認知度向上へ 「進化・戦略の年に」 大規模建築の需要開拓も

日本ツーバイフォー建築協会は、ツーバイフォー工法の認知度向上に向けて活動を積極化する。ウェブサイトの充実やツール類の全面改定などを実施する。また、これまで10月24日を「ツーバイフォー住宅の日」と定めていたが、今年から「毎月24日はツーバイフォーの日」と改称し、訴求活動していく。
 ウェブサイトでは、5、9、1月の商戦期に合せて、会員の施工事例紹介やツーバイフォー住宅に暮らしている著名人のエッセイといった特集を企画する。会員向けにポスターやのぼりを配布するほか、営業用資料も作成していく。
 また、講習会では今年度からリフォーム関連を新設。更に、行政や建築事務所を対象とした、公共建築物の需要開拓セミナーも実施する予定だ。
 生江隆之会長は会見で、「ツーバイフォー工法の進化・成長の年と位置づけていく。改めて工法の特性を多くのユーザーに理解してもらえるように活動していきたい」と話した。
(住宅新報3月30日記事より)


会員である私も、認知度向上の為にも、色々な建物にツーバイフォーでチャレンジしていかないとならんワケですね。
といっても、正直、深めれば深めるほど、これほど安心感の高まる工法はないんですけどね。

一度、私の知ってる話も順を追ってブログに書いていきたいと思います。。
「最近は住宅メーカー以外の方が住宅に熱い!」ので、今日あったこのニュースから。

セコムとLIXILが新会社設立 家事サポートやリフォームなど

LIXILとセキュリティ会社のセコムは、家事手伝いやシニアサポート、住宅リフォームといった生活総合サービスを提供する新会社「くらしテル」(東京都渋谷区、三澤敏宏社長)を立ち上げた。4月2日から事業を開始する。
 出資比率はセコムが60%、LIXILが40%。3年後に売上高200億円を目指す。
 「生活太助」の名称でサービスを展開する。「日常生活の小さな困りごとから将来を見据えた住まいづくりの提案まで必要なサービスを集約した」という。利用者がコールセンターに電話すると、くらしテルが内容に応じて最適な専門会社(パートナー会社)を案内する。日程調整から支払まで同社が窓口となって行う。利用者と同社の直接契約となる。スタート時のパートナー会社は1300拠点。
 セコムは2005年からホームセキュリティの契約者向けに生活支援サービスを提供してきた。そのノウハウと、LIXILの建材・住宅設備ネットワークを総合的に活用する。
 まずは、東京・名古屋・大阪の3大都市圏と政令指定都市でスタートする。
 主なサービスの種類は、家事サポートや住まい・家財の手入れ、鍵・窓ガラス交換、シニアサポート、住まいのリフォーム。

(住宅新報3月28日記事より抜粋)

ご存知でした?セコムの高齢者対応サービスの充実度。想像している以上に高度化されているんですから。。

たとえば、10年以上前から流れているCMでもご存知だと思いますが、(CMはちっちゃな子供の設定)
見守り機能からは、認知症の徘徊予防に『ここセコム』ってお守りペンダントが在ったり、

最近では、セコムの自宅用モニターで、ネット通販(当然お届けはセコムの方)も可能ですし、
考えられるサービスは既に始まっているんです、ここでは。


また、電気店(ヤマダ電機)でも住宅が買えますし。車もそうですよね。。


既に住宅の世界において、異職種はなくなってきているということです。
こんにちは。

本日、こちらが閣議決定したとのニュースがありました。

建材にトップランナー基準/改正省エネ法を閣議決定

政府は13日、省エネ法(エネルギー使用合理化法)の一部改正案を閣議決定した。大口事業者にエネルギー消費の効率化を求める事業者規制を見直し〝ピークカット〟
努力を評価できるようにするほか、自動車やエアコンなどと同様のトップランナー基準の対象に窓、断熱材、水回り設備といった建材を追加する。

 トップランナー基準は、現時点で最も優れたエネルギー効率を持つ製品を数年後の目標基準に設定し、目標年次にはその性能を上回るよう義務付け、未達成の場合には事業社名などを公表する仕組み。中小事業者は対象外だが、ラベリングによって省エネ性能をアピールすることはできる。

 対象事業者の規模や目標年次については、国土交通省とも調整して設定する考え。


(3月13日週刊住宅オンラインより抜粋)

「省エネ」のエコポイントとして準備期間のあった次世代省エネも、ここで、ある時期から「当たり前」としての最低基準になる訳です。
新築住宅の付加価値としては効果大のような気もしますが、ここまで法律化されるなら、住宅性能評価の長期優良住宅分くらいまで一気に基準化した方が、ストックとしての資産価値がよりあがるんじゃないかとも思うのは、私だけなのでしょうか。。
先日からの展示会内容は、まだまだ書きたいことが沢山なります。

例えば、日本の屋根といえば、やはりこの焼きモノの地域。
そう、三州。

その中でも、こちらはハンドメイドだということも始めて知りました。
kenzai4.jpgご存知でした?

手がけている工程を今回見ることができましたが、未来まで残しておくべき遺産であるとつくづく感じましたもの。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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