忍者ブログ
http://osumai.blog.shinobi.jp/
まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんにちは。

今日は、ものすごーくいい天気です。
午前中、現場に行ってきたんですが、快晴の天気に上、湿度もあまり無く、からっとしていて
外にいるのが気持ちよかったです。
週末も、こんな天気が続くといいですよね。。



今日も、昨日の続きで、トイレのお話を。。

以前にもお話しましたが、トイレでは、ペーパーホルダーは利き手の逆側が望ましいってお話をしました。

では、トイレに手摺をつけるときには、どちらがいいんでしょうね?




ちょっと、イメージしながら考えてもらえますか?



右側?左側?・・・それともまん前?



実は、トイレでは、立ち上がり時の体重を持ち上げる動作が最も負担が大きくなるので、「座る動作」よりも便器から「立ち上がる動作」を中心にして考えます。

なので、手摺を取り付ける場合は、「便器から立ち上がる際に利き手側」にあるのが望ましいんですね。

 これも、トイレの手摺を考える場合のひとつとしてご参考ください。
PR
こんにちは。

早速、「住環境はなし」からいきましょう。

今日は、トイレの話から。

バリアフリーという言葉が浸透したおかげで、新築の場合、1階に設けるトイレは、介助スペースを考慮して、少しゆとりをもたせた部屋にする場合が多くなりました。
ただ、当初は、広い中にポツンとトイレがあっても落ち着きませんから、カウンターやカウンター付手洗いを設置しておいて、介助が必要になった時に取り除いて使用するなどと対応しているんですけどね。

で、同様な話は2級福祉住環境コーディネーターのテキストにも記載されているんですが、テキストを読んでいて、ちょっと驚いたことが載っていました。
それは、「トイレの間口を広く取ったときに、便器を間口の中央に合わせて設置している例をみかける。」という一文です。

以前にもお話したと思いますが、トイレは広くしても、いずれか一方は すぐ壁に手が届く位置に便器を配置する必要があります。
そう、立ち座り用の手摺を取り付けるということもありますが、ペーパーホルダーだって すぐ手の届くところに無いと困りますよね。便器から紙に手を伸ばすときに、お尻を上げて紙を巻き取りにいくなんて、想像したらどう思います?


大切なことなんですけど、「バリアフリーにする」という言葉を優先するがあまり、こんな誤った設置例もあるんですね。
やはり、皆さんには知識として知っておいていただきたい ひとつの話です。
こんにちは。

今日は、秋のよい天気ですね。
晴れているんだけど、空気が乾いていて、気持ちいい。。
こんな日がしばらく続いてくれるといいんですけどね。


今日は、2級福祉住環境のテキストから。。

一通り、目を通したつもりなんですが、改正されたんだなーって思われるところが増えました。
例えば、住環境の整備の中でこんなことがあります。

「洗濯機や乾燥機は、高すぎても低すぎても使用しにくいため、設置高さに留意する。
特に、洗濯機は、洗濯物を取り出すときに、中がよく見え、取り出しやすい高さを本人と十分に確認する。
従来の洗濯機は、立位で作業がしやすい高さで作られているため、車椅子でも使いやすい高さとするために、洗濯機置き場の床面を低くする方法もある。
乾燥機は、洗濯機の上に設置されることが多いが、高齢者や障害者にとっては、高すぎて洗濯物を入れられなかったり、取り出しにくかったりするため、利用しやすい高さに設置するようにする。
最近市販されている、扉が前面上部についたドラム式の全自動洗濯乾燥機などの利用を検討する。」

っね。ものすごく、今じゃありません?

その時にあわせた考え方が、福祉住環境に取り入れられていくことに、ホント感心しちゃいます。
こんにちは。

本日は、講習会に出席していたため、ブログがこんな時間になってしまいました。

今日行って来た講習会とは、「適合証明技術者講習」というのです。
ちょっと聞いただけでは「?」って、どんな内容なんだろうと思ってしまいますよね。。


この、「適合証明技術者」は、今は名称が変わってしまいましたが、住宅金融公庫を使って中古住宅やマンションを購入しようとする方からの依頼で、建物を調査し報告するという業務を行える技術者のことなのです。

中古住宅を購入する時ばかりではなく、リフォームの時も同様です。

例えば、耐震補強改修やバリアフリー工事を、この公的融資を受けて工事を行う時も、私たちのような適合証明技術者がチェックしていくのです。

特に、バリアフリー工事は、こんな別名が付いています。
「政策誘導型リフォーム特別工事・高齢者向け返済特例制度に係る工事」・・・・そう、リバースモーゲージですね。
この制度を知っているのと知らないのとでは、またリフォームの度合いも違ってくるでしょうし、第三者のプロのチェックを入れるというのも大きな意味があるのではないかと私は思っています。

ということで、今日は、「番外編」でお話いたしました。
こんにちは。

明日から、福祉住環境コーディネーターの1級・2級・3級の後期試験の申し込みが始まります。
試験日は11月23日(日)です。

そう、試験まで残すところ、2ヶ月ちょっとです。

私も、例年の行事みたくなっている、「1級」の試験に挑戦しようと思っているのですが、すでにそう思いながら、去年の試験が終わってから何もせずに12ヶ月近くたってしまいました。。。。。

で、自分に渇を入れるつもりで、今週から又、「住環境をかんがえる」シリーズを復活していこうと思ってます。

では、今週は、改修された2級福祉住環境コーディネーターのテキストから、気がついたことをお話していこうと思います。


こんにちは。

今日から9月です。
年をとると、月日の過ぎるのは ものすごく早く感じますね。。


さあ、今週も元気に参りましょう。


まず、今日は「防災の日」にちなんで、こちらから。


以前よく言われたことですが、
地震が来たら、まず、火を使っている場合、真っ先に火を消してガスの元栓を締めて・・・・なんて聞いた事ありませんか?
でも、今はそれより大事なことがあるんです。

それは、

「真っ先に身の安全を確保する。」って方が重要なんですね。

まず、ここからです。

身の安全を確保してから次の行動を起こすようにしましょうね。
こんにちは。

今日は、8月とは思えないほど、涼しい日でした。
いったい、どんな季候になってしまったんでしょうね。。


さあ、今日も「引き戸」シリーズでまいります。

私は、住宅を計画する場合、最初に2×4で考えることが多いという話を以前にもしたことがあるかと思います。
何故、在来工法のおうちでも2×4で考えるのか?・・・・・


1)建物の上下階が理に適った配置で計画できる・・・建物のバランスがよい。

2)構造耐力上必要な壁が、屋根から基礎まで荷重を伝えられる位置に配置できる。

ざっと、今日の話題に関係することから、2点ほど挙げてみました。

で、引き戸にする場合、2×4で計画してから在来工法に置き換えると、安心できるのが、
「耐力壁」の存在なんですね。

確かに、日本の本来の建物は、引き戸を多用して、例えば南側など1箇所に引き込んで、「開放感を楽しむ。」というような空間構成をしたような建物も存在します。
でも、こんな建物を訪れた時、貴方も脳裏に「地震の時、大丈夫なのかな?」ってよぎりませんか?

多分そんな時は、設計屋さんや工務店さんが、背中から「大丈夫ですよ。」って言ってくれないと安心できないでしょ。
その人達に、「う~ん、どうかな?大丈夫かな?」なんて考え込まれたら、そんな建物と同じようになんかつくりませんよね。。

そうなんです。引き戸を多用することで、本来、基礎にまで建物の荷重を伝えるべき壁を省いてしまう可能性もあるのです。在来工法で、建物の柱と柱の間に入っている筋違いは、耐力壁となる部分ですから、必要とされるべき所に入って初めて有効になります。

では、この「必要とされるべき所」って何処でしょうね。


もう、貴方はお気づきですよね。
2×4の、1)と2)に上げたポイントに入るのが望ましいんです。

であれば、「引き戸」にすべきところは「引き戸」にする。かつ、「引き戸」にしたからといって、建物の強度が落ちるような構造計画にしない。っていうのが、本来のおうちのあり方ではないかと言うのが私の考えです。
 
#カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
#最新コメント
[01/24 さなっち]
[09/01 さなっち]
[07/30 kazz]
#最新トラックバック
#プロフィール
HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

#バーコード
#ブログ内検索
#カウンター
#アクセス解析
#お天気情報
#忍者ポイント広告
#フリーエリア
#フリーエリア
#フリーエリア
#フリーエリア
 
忍者ブログ | [PR]
"ガウ兄(にぃ)" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY NINJA TOOLS @ SAMURAI FACTORY INC.