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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

今日は、もう天気が回復してきましたね。けっこう暖かくなってきたからか、先程外に出た時には、半そでやTシャツの方も見かけました。

きょうは、住環境シリーズに戻ってお話したいと思います。

前回まで「玄関」をテーマにしていましたが、家の中に入る前に、アプローチを考えていきましょう。

最近は、玄関ポーチの照明を「人感センサー付き」や「明るさセンサー付き」にされるお宅が増えました。
防犯上にも有効なので採用されているお宅も少なくないかと思います。
ただ、この時に気をつけなくてはいけないのですが、人感センサー付きのスポットライトをアプローチに取り付けられているお宅で、そのスポットの向ける方向ととりつけ高さが、ちょうど目に入る位置にお宅も時々あります。

多分、防犯を意識して高さ等決められたのかもしれませんが、本来の「歩行先を明るくする」という目的を通り越して、目に光の残像が残るような位置に取り付けたのでは、何のために取り付けたのかわかりません。
ホント、光(公)害でしかないように思えます。

まず、「足元を照らす」とか「段差を確認する」とかの初期の目的をふまえてから照明器具を選定されたほうがよいかと思います。

ということで、アプローチの明かりについてお話しました。
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こんにちは。

貴方は、連休はどうお過ごしですか?
今日はちょっと、曇りがちな一日でしたが、まだ、明日の体育の日が残っていますので、お出かけされてもいいんじゃないですかね。。


きょうは、この所お話している玄関編のとりとして、「福祉住環境」からの視線でお話したいと思います。

手すりや、椅子そして高さの話をしてきましたが、こんな観点からも玄関を計画されてもいいんじゃないかと思うのです。
日中、明るいところから玄関に入ると、しばし目がなじまないで、ちょっと記憶や習慣で、で靴を脱いだり、スイッチに手を伸ばしたりと、感覚で行動していることってありませんか?
実は、私もそんな行動をとっている一人でもあります。
特に年齢を重ねてくると、目が慣れるまでの時間がかかってきているような気がします。

で、この玄関で気をつけなくてはいけないことがあるのですが、

・・・・それは、見分けのつきづらい色で段差や仕切りそして、凹凸を作らないように気をつけることです。

当然同系色の色は避けたほうが良いですし、暗いところでは、白と黄色もそして黒と青も見分けがつきずらいですから、配色に留意されたほうが良いのではないかと思います。

シックにまとめるというのも良いのですが、段差や凹凸と見間違えるようなものや、逆に段差を感じさせないような配色でまとめるというのも、毎日使用するところですから、どんなものなんでしょうか。。
こちらは、私の所属する会で行う事業の紹介となります。
しばらく宣伝のため、トップページとさせていただきます。)

「福祉住環境コーディネーター2級検定試験対策講座」
  (2008年11月23日の第21回検定試験対策講座)

日本では急速に高齢化が進んでいます。それに伴って高齢社会の中での住環境のしめる重要さが見直されています。その高齢者・障害者を住環境の視点から考え支えていくのが、福祉住環境コーディネーターの役割です。
1999年に始まったこの検定試験の合格者は、今や国内で38万人を超え、山梨県内でも取得者は2000人余りを数えるに至りました。

このたび、山梨福祉住環境を考える会では、同検定試験合格者で、山梨県内第一線で活躍する作業療法士や理学療法士、社会福祉士また建築士、インテリアコーディネーターを講師陣に迎え、単に試験勉強や机上の知識取得にとどまらない様、実践的な知識内容もふまえての(4日間コース)を企画いたしました。

日程
   平成20年 10月26日(日) 11月2日(日) 11月9日(日) 11月16日(日)
   各 AM 10:00~PM 5:00

会場 
   甲府市内 (申し込み後、こちらからご連絡します。)

受講料
   1万円(4日間分)

定員
   15名(定員になり次第締め切らせていただきます。)

申し込み方法
   私のところにご連絡を頂くか、当会ホームページより用紙をダウンロード頂きFAXにて返信ください。
   (左側に「リンク」がありますから、そちらから「山梨福祉住環境を考える会」へアクセスください。)



主催:山梨福祉住環境を考える会
後援:福祉住環境コーディネーター協会・山梨放送・山梨日日新聞社
こんにちは。

今日は スイッチのおはなしを。

最近の新築のお宅は、結構な割合で、スイッチが大きくなっていますよね。
これは「ワイドプレート」というのですが、プレートの下地は 変わらないので、表面の使い手部分だけで、大きいプレートが選択できるのです。

このプレートの良い所は、両手で物を持っている時でも、肘を使ってスイッチのON・OFFができること。
まあ、つけている姿は、あまり行儀が良いとはいえないですけど・・・。
ただ、指で操作するタイプのスイッチプレートに比べ、使い勝手は飛躍的に向上しているのではないかと思います。

細かいことですけど、こんな所にも着目してくださいね。。
こんにちは。

時間があるときに、「福祉住環境コーディネーター」の本を目を通しては、対策講座の資料を作っているのですが、建築に関しても結構忘れていることが多いですし、図面記号も、独自に作り出したものを使っていたりと、改めて考えなおさないものもいくつかありました。

それと、数年前と現在で、まるっきり変わった製図記号もちゃんと取り上げられていました。

この変わった記号の代表格が「筋違い」。

7~8年前までは、筋違いが入るところを △ 、たすきがけにして筋違いを入れるところを ▲なんて図面に記入していましたが、今は、筋違いの方向も一緒に図面に取り入れて書くようになりました。
これは、柱に取り付く金物の強度を考慮するためであったり、耐力を持たせるためであったりと様々の理由から、ほとんどの設計者や工務店が知らず知らずのうちに図面に記入するようになったのです。

私が今説明した「流れ」も、もっと具体的に本には記載されていたりしますので、しばらく眠気と格闘しながら目を通していきたいと思ってます。。

こんにちは。

今日は、あいにくの天気ですね。台風13号も来ているというし・・・・・




さあ、今日も「住環境を考える」シリーズでいきましょう。

昨日の続きですが、耐力壁は、住環境整備を後々すすめる場合でも、あまり可動可能な壁ではないというお話はしましたよね。
では、そうでない壁であったら、どう改修してもOKかというと・・・・・

実は動かせない壁も結構あるんですね。

こんな言葉を貴方は聞いたことがありますか?
「準耐力壁」って。。

これは性能表示制度の耐震等級を計算する時に、「耐力壁ではないけど、耐震時に評価できる壁」として、という言葉で表現されています。
ということは、この壁も単純に取り除くわけにはいきませんよね。

性能表示まで取得されないにしても、建築屋さんや設計屋さんとは、ある程度先を見通した「すまいづくり」を計画しながら、住環境を整えておきたいものですよね。。
こんにちは。

長いもので、このシリーズも もう23回となりました。
きょうは、2級テキストからこんなことを。

将来の高齢者対応を考えて住宅を計画すると、廊下の幅員やトイレの幅や洗面脱衣や浴室などと、水周りの寸法を考慮することが多いですよね。
が、未来のことなので、全てに対応しきれるわけではなく、ある程度想定して計画を進める事となるのですが、テキストではこんなことも上げています。

それというのは、「将来における開口部の設置や間仕切の撤去などの可変性」についてです。

地震などに対する構造耐力を高めるため、木造では筋違いや構造用面材を設けて耐力壁を形成します。
住環境整備を行おうとする場合は、できるだけこの壁には手をつけないものとして検討するのが望ましいですから、住宅を計画する場合には、可変性と耐力壁の検討を平行して行わなくてはなりませんよね。
特に、みずまわりに関しては、注意しなくてはなりません。

これは、設計者や建築側だけの問題ではなく、消費者である貴方も、知識として持っていたほうがよいのではないでしょうか。
なぜなら、ご自身の習慣や生活内容を、全て建築側に伝えきれないとも思いますし、注意することで、自身の眼もそこに向かうからです。

いずれにしても、「耐震」で必要とされる壁は、移動や撤去できるものではないですから、十分計画時に検討することをお勧めします。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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