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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

最近いただくお話が、今日のタイトルに近い計画が増えています。
私も福祉住環境コーディネーターでもある設計士としての自覚もありますから、出来る限り、永く快適に住み続けることが可能な家となるよう最善を尽くしてはいるのですが、
やはり予測不可能な体の進行状況に合わせてとなると、どうしても福住の参考書どおりになりがちです。

しかし、使い勝手を考えると、情報を教えていただいて造りこんだ方が良いのですが、どうしても加齢に伴って話が偏ってくる事もあります。
また、まだ変革が可能な年齢であっても、馴染んだ生活をあえて変えたくない場合もありますから、聞き取りにも一段の注意を計らなくてはいけません。(しかし、私も完璧に出来てはいません。)

この「終の棲家」の取り組み方が、現在の私の大きな課題となっています。
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こんにちは。

よく、自分が思い描いているものを雰囲気で伝えるが為に、「〇〇風」って言葉を使って会話することがあります。
例えばこれは、「ミラノ風カツレツ」や「マルセイユ風ブイヤベース」などの料理のように、
聴いたり文字を見た時にパッとイメージできるものならば、確実に相手に「この料理のことを言っているんですね~。」って伝わるのでしょうが、
それを建物に応用して、「ヨーロッパ風が好みです。」などと、漠然とした「〇〇風」を使われると、???と頭を抱え込むようになることも しばしあります。

いろいろな住宅業者や住宅雑誌等が、「風」の前にカタカナ文字を入れることで、「そう云われてみると、なんとなくそんな風に見えないこともないかな?」と錯覚を起こさせるような表現をする為、そんな言葉が蔓延してしまったのでしょうが、(かく言う私たちも、そのまま鵜呑みにしてきてしまったので、責任がないとは言い切れませんが。。)
「〇〇風にして下さい。」などと抽象的な注文だけでは、正直なところ、イメージを具体化しきれません。


例として、「ジャパニーズ・トラディショナル風で!」と言われたのと、「和風で!」って言われたのって何処が違うか解ります?・・・ちなみに、私には違いが解りません。





こう考えていくと、「〇〇風で。」と言うのは、入っている具はまんま寄せ鍋なんだけど、味付けはコチュジャンでつけたため、「チゲのできあがり~。」と言い切れる何でもあり文化の私たちなのですから、
お互いに単純に考えながら、「言葉のキャッチボール」をしながら進めていって答えをみいだしていくものなのかもしれません。特に住宅の場合は。。

こんにちは。

今日から5月ですね。

日差しもだいぶ強くなり、木々の緑もキラキラッと輝きをましてきました。

で、こんな季節に一番困るのが、「木の樹液が飛び散る」コト。

特に松系の樹液は粘着性があり、建物に着くとナカナカ落ちにくいんですね、これが。

新築のお宅で、白ベースの外壁にされていらっしゃるお宅ですと、風で舞い上がった砂や埃等もつきやすくなるので注意が必要です。

また、駐車スペースへの植栽にも同様な配慮が必要ですよね。

目に優しく心の和む緑ではあるのですが、外構時には設置場所等も建物と一緒に計画する必要もあります。


こんにちは。

今日は暖かくなりましたね。
午前中でかけてきたのですが、車の中は結構な温度でした。移動中も窓全開でしたし・・・。

そうそう、今日は先程見かけてきた風景から、こんな話を。

私の住むここ山梨県の国中(甲府近辺)では、大きな住宅展示場が2箇所に分かれて点在しています。
その中でも、私の事務所に近い住宅展示場の前を先程も通ってきたのですが、
途切れなくあった各メーカーのモデルハウスが、今は大分空地が目立つようになってきています。

本来は、「モデルハウス」というくらいですから、その会社の顔となるべき建物を、眼で見て、手で触って、外と中の違いを肌と耳で感じて、「こんな建物に住みたい」って体感してもらうためにできたものだと思うのですが、知らず知らずのうちに他との差別化を図るが為に、現実には建たない様な豪華な仕上げや家具調度品を入れ、ノベルティを配り、顧客の囲い込みをせんとしようとするので、逆に人が集まらなくなってしまったのではないかと思うのです。ちょっと違う方向に向いてしまったんですね。

閑散とした住宅公園ほど物悲しい風景はないです。
「・・・ただ春の夜のゆめのごとし。」という唱が頭の中を駆け巡ってしまいました。。
こんにちは。

不思議と、昨日も今日も午前中から電話が殆どありません。
理由はWBCくらいしか考えられないんですけど・・・。

でも、みんなどこかで観ているのかなー?


ということで、今日も「すまい」のお話からです。

知り合いの工務店の棟梁が、「いえづくり」に関するアピールのためのアンテナスペースを、先日オープンいたしました。
といっても、宣伝しているわけでもなく、「工事が終わったので、ぼちぼちっと・・・・」という程度ですので、そのスペースの前を通る人に挨拶程度の話しかしていないとのことで、これからどんな展開をしていこうかと試行錯誤の状態なのだそうです。

ここで、今日のタイトルとなるのですが、せっかく人の集まれるスペースができたのですから、棟梁からも時々このスペースをお借りして、「普段着のすまいのススメ」なんてタイトルで座談会を久しぶりにさせていただこうかなんて思っています。

なので、

1) こんな話をしてくれ。

2) いや、私のこんな話を聞いとくれ。

のどちらでも結構ですので、思いついたらレスをくださいね。(お気兼ねなく。)
調べて、考察してオフレコでできるお話をしたいと思いますので。
こんにちは。

先日、あるところで「青焼き」の図面を見かけました。

私のところでも、CAD化されて久しく、描いた図面もほとんど白焼きのコピー(PPC)やデータ打ち出ししてしまうため、青焼き(ジアゾ)でコピーすることなど殆どなく、
事務所にある青焼き機(ジアゾコピー機)は、図面や書類等の棚代わりとして使っている程度で、電源すらここ5年以上も入れたことすらありません。

が、この見かけた青焼き図面は、ちょっと私が知っている「青焼き」とは違っていまして、
どうも手書きで描かれた図面を青焼きしてからカラーコピーしたのか、それともPPCで青の単色にしてコピーされたものなのか、ジアゾで焼かれた感光紙ではなかったのですが、
久しくこの様な図面に出会っていなかったコトと、懐かしさがあいまって、ちょっと感動しちゃいました。

そういえば、青焼きで図面をお施主様に渡している頃は、「青焼きで図面をもらうと、「これから家(建物)を建てるんだ!」と身が引き締まるような気がします。」というような話をされたことも何回かありましたので、多分、今回私が見かけたような図面をいただくと、お施主様も感慨深いかもしれませんね。

でも、どうやってこの図面を焼いているんだろう?

こんにちは。

やっと、「スカッ」と晴れましたね。春らしい日和となると何故かしら昼食後になると、ウトウトしてしまいそうになります。

眠くなる前に今日の話題を。

「すまい」のご計画をなされていらっしゃる方で、ここ最近、FLAT35の融資の借りられる方が増えてきました。
この要因はいろいろ考えられるのですが、この融資対象物件に添付する赤や緑の「工事共通仕様書」の本をひさしぶりに見ると、妙に懐かしさを感じます。

まだ、駆け出しのぺーぺー設計事務所所員だった頃に、事務所に余っていた「共通仕様書」を持っては、現場に行って、いろいろな職人さんやこの本などから、施行方法や木の材種等を聞いたり見たりして、ちょっとずつですが、一人前になってきました。
・・・ホント、この「共通仕様書」の本は、学校の教科書以上に親切な本ですし、建築側にいる人々のバイブルみたいなものではないかとも思っていました。

・・・と、ふと、この共通仕様書で、自身の思い出が蘇ってしまいました。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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