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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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「すまい」の打ち合わせをして感じるのは、明るすぎるおうちを皆さん好まれていないことです。
ちょっと前までは、照明でも、「部屋の真ん中に1灯明るい照明があればいい。」という方もいらっしゃいましたが、そんな希望をされる方は段々減っていて、最近では、多灯分散型の方が圧倒的に多いです。

ちょいと暗めの居間が「落ち着く」とおっしゃる方が増えているんですね。

確かにこの方が省エネにも貢献しますし、何しろ部屋の雰囲気も、1灯のようなのっぺりした感が無くなり、深みが出てきます。

ただ、照明による演出を考える場合、やはり専門家の意見も参考にされる方が良いかと思われます。
「この部屋では、○○をしたいので、こんな雰囲気の照明にしたい。」などと、すまいづくりをするときには、是非、ご希望を私たちのような設計屋やインテリアコーディネーター等にお話頂いた方が、より素敵な提案ができると思います。
ちょっとの照明の演出によるだけで、食事もくつろぎタイムも格段に変わりますからね。
柔らかな照明に照らされて「ゆるるり」と過ごすということは、家族の大切な団欒の空間や時間を演出するためにも必要不可欠なものではないでしょうか。。

明日からの1週間のためにも、必要な又重要な時間をこの照明も担っているんです。

「検討する価値あり」の内容だと私は思っています。

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こんにちは。

今日は、昨日と打って変わって雪混じりの寒い1日でした。
薄らと車に積もった雪を見るたび、「なんでこの時期に?」と思うのは決して私ばかりではないと思います。

さて、今日も「すまい」のお話を。
私は決められたことをコツコツ達成していく典型的A型人間ですので(^^; ( ← と勝手に本人は思っています。)、どちらかというと、図面を描いている方が性分に合っています。
などと勝手な自己分析をすると「ホラッチョ!」などと御怒りを買いそうですが、この仕事が長続きするのは、多少なりともそんな面がないとも言い切れません。
しかし、そんな生真面目さが幸いしてか(笑)、すまいに関する知識は、一角には蓄積されてきました。

で、そんな私が、最近「すまい」を計画中の方とやりとりするときに感じてしまうことがあります。
それというのは、人づてやネットで知りえた知識をそのまま本当の知識と信じてしまう方がいることです。
正解がその中に全てあるわけではないので、できるものならば、自分の思いの丈を設計士や工務店、住宅メーカーの方にざっくばらんに聞いてみるのも悪くないと思います。
その中で、自分の選択肢に合っているのかを確認していけばよいことなので、ネットで調べたことを自身に置き換えても、それは決して自分にフィットしてるとは限らないのではないでしょうか。

機会があるのでしたら、是非、聞きたいことを聞いてみては如何でしょうか。

又、私も答えられるよう日々勉強していかなくてはいけないんですけどね。。
こんにちは。

早いもので、今日が2月28日。今年も2ヶ月が過ぎ去ろうとしています。
今年もあまり寒くなることなく、本格的な春を迎えることになりますね。。

 旧住宅金融公庫の断熱工事に関する地域区分で、私がこの仕事についた頃は、ここ山梨県はⅢ地域だったのが、詳細区分されるようになるとⅣ地域に変更となり、そのⅣ地域でも、ここ数年、冬に雪を見ることなく過ごすことも多くなってきました。

さて、冬が寒くなくなって来ているという観点から考えると、断熱工事に関しても重要視しなくても良いかというと、そうではなく、夏の暑い外気から住宅内環境を快適に保つためにも、十二分に考慮すべきという考え方の方が現在は重要視されてきているんですね。
ただし、「冷房」に対してという観点だけではなく、夏の暑い日ざしで熱せられた建物の外周部、外壁や屋根に十分な脱気や遮熱するということからも断熱が必要になってきます。

だからといって、先日の話のように「省エネ断熱工事をした方が良い!」というのではなく、塩梅を見ながら快適なすまいに営繕されていくのが望ましいことではないでしょうか。

私は、1戸立てにお住まいの方にも、「マンションのように「修繕積み立て」をしたほうが良いですよ。」と勧めていますが、年々住環境は徐々に変わってきていますので、機会を見計らっては、住まいにも衣替えが必要ります。
まだの方も是非お考えいただいておかれたほうが良いですよね。こう季候が変わってきている現在なのですから。。
と、昨日に続きからです。

省エネやバリアフリーのリフォームを行った場合、期限的に減税措置があるという話をしました。

では、減税になるからという理由だけで、果たして「リフォーム」を行うものなのでしょうか?

・・・多分、これは、必要とされるリフォームを行った後に、「この部分が減税対策としてが使えるね!」等と対応を考える話であって、そのためだけに行う人は殆んどいないと思われます。
(リフォームを行われる方とは、家族との生活が変わる為であったり、営繕的目的があったりという諸事情の「必要に迫られて」という動機の方しか知らない私には、正直皆目検討が付きませんので。)

まして、「省エネ単独で改修される可能性があるの?」との疑問が拭えさえない私にしては、
下のような、フォーラムに出席して方針を探索しない限り回答は得られないのではと思っていたのです。
DSC02289.JPG
(詳細は、財団法人省エネルギーセンターのホームページよりご覧ください。)
http://www.eccj.or.jp/





で、出席してきた結論から述べますと、私の疑問が払拭されるような話はありませんでした。皆、模索中だったようです。
なので、「答えがない」ということだけよくわかりました。

しかし、省エネを数値化する方法であったり、微細な改修であっても、断熱性能を向上させる方法があることを知りえることは出来ましたので、十分な価値はあったのではないかとは思っています。

それにしても、自然エネルギー庁だけの枠は取り外して、広く呼びかけた方が浸透率は高くなるのではないでしょうか「LOHASなHOUSE=ロ・ハウス」とうたっている訳ですから・・・。
こんにちは。

ここの所、ブログも仕事以外の話ばかりでしたので、今日はまじめに「すまい」に関してお話したいと思います。

ここ数年、またこれから暫くも建築に携わる立場の人々は、社会情勢や法的状況から、新たな体制へと変革を求められています。
当然、建築士として設計事務所を営む私も同様です。
特に、私のような初期段階からお施主様と接する設計に携わる人間が、「すべきこと」を挙げるとするならば「正確な情報を、着実にお施主様に伝える」べき努力を惜しまないことことではないのかなと思っています。

例えば、住宅ローン減税の優遇策が行われることは、新聞・TV等で取り上げられる機会も多いので、新築を計画される方には、なんとなく情報として知ってらっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、リフォームにも同様な減税措置があることを、同様に知っているかとなると、ちょっと疑問が残ります。

では皆さんは、どのようなリフォームならば、減税が導入されるかご存知ですか?










どうですか?新聞に載っていたのをちょっとは思い出されましたか?











あと少し、考えてみましょう。。
















えっ、「答えを教えてくれ~」ですか。



実は、省エネバリアフリーに関するリフォーム工事を行う場合にも減税措置が取られています。
ただし、’09年の4月1日から’10年の12月31日の期限措置ですけどね。
(詳細は、改めてお話しますが、お調べになりたい方は、自民党の「平成21年度税制改正大綱」をご覧になることをお勧めします。 → http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2008/pdf/seisaku-032a.pdf )
こんにちは。

今日は昨日までの暖かさに比べ一転冷え込みましたね。
こんな陽気が続くと体調を崩される方もいらっしゃいますから、注意が必要です。

昨日は「桐」材の話をしましたが、この材は空気密度の高い木材なので、肌に接する時に目の詰まった南洋材に比べ、「暖かさ」を感じます。
学生の頃、弓道部に所属しており、冬の朝練で足の先から神経の麻痺してくるあの感覚を、こんな話をするたび思い出すのですが、
現実、桐を道場の床材として使用する場合、果たして激しい使われ方をするような場所での耐久性を考えると多少の不安を感じてしまうこともあります。
それと、価格も製造工程の手間のかかった分だけは跳ね返っていますし、なにより成長が著しい為、(そうすると手間が多くかかるので、国産材が少なくなっています。昔、娘が生まれたら庭に2本の桐を植えて、嫁入り時に伐って箪笥を造ってもたせたなんて話は何処に行ってしまったのでしょう。。。)ほとんどが輸入材に頼っていることを考えると・・・、ちょっと敷居が高い感があります。

しかし、ECOを考えるこの時代からこそ、その特性を活かした使かい方も再検討する価値があるのかもしれませんね。
こんにちは。

DSC01316-1.JPG








山梨にも、こんないい、クリスマスの雰囲気を醸し出している場所があります。
(といっても、長野県との県境に近い場所になるのですが。)



もうそろそろ、オープンしてから20年近くになるんですが、写真にとって何気なく眺めていると、やはりイタリアの郊外の商店が並ぶ町並みに似てきています。

どうですか?そんな風に観えてきませんか?










ここは、マリオ・ベリーニのデザインによる「リゾナーレ小淵沢」です。

華やかな明るさではないところが、また、そこはかとない感じでいいじゃないかな~と思います。


 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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